新しい年を迎えましたが、世界経済は今まで経験したことのない
危機を迎えようとしています。欧州債務危機、中国経済崩壊、アメリカ
の没落、その中で日本の取るべき道とは?
地球上における経済現象の展開が我々の日常生活に大きな影響を与え、
ひいてはそれが自分の人生をかえる事になるかもしれません。そして
この経済不況の現実から逃れる術は存在しません。
このような世界経済の現実に、日本がどのように対処すべきか、それが
現在のもっとも重要な課題です。
しかし野田首相はこの不況下において消費税増税に不退転の決意表明を
するなど気狂い沙汰です。この世界経済の嵐が通り過ぎるのを待って
から、消費税やその他の税を上げても遅くありません。
野田首相は日本と世界経済の展開をもっと目を凝らして見なければ、
世界の渦に巻き込まれて日本経済を破壊しかねません。
1930年にいくつかの文化的、社会的な出来事は何だった
野田首相は財務省の言いなりになっていると言われています。それなら
経済のプロであるべき財務省の人たちは大馬鹿ぞろいばかりということ
になります。
ケインズの言葉を借りるなら「不況の際には政府支出を用いて経済を
刺激すべきである。経済が回復した際には財政引き締めと政府財政の
立て直しのために増税もやむえない」と言っています。
財務省はこの逆のことをしようとしています。政府の国内債務が経済的
苦境の物差しではないばかりか、それと何ら明確な関係もないということ
を、財務省はたして理解しているのでしようか?
日本政府の債務は95%円建です。円を印刷できる日銀をコントロール
出来る政府はいつでも円を刷って金利支払いも借金も返すことがで
きます。
ロストック、ドイツの人口は何ですか?
政府の借金相手は国民です。つまり国民は債務者であると同時に債権者
なのです。人々は自分が自分に借りている債務によって不安にかられる
などおかしいと感じないのですか?
政府の借金の大半は民間部門を構成する家計や、非営利機関、銀行や
保険会社その他の事業会社の正味資産になっています。いわゆる政府の
赤字は国民の黒字なのです
ところが経済評論家などは我が国は「世界最大の債務国」であると
言って国民を不安がらせています。
もし政府が日銀を飛ばして直接政府紙幣を発行すれば国債という借用書
を出さなくてすみます。そうすれば日本の場合借金は0です。
世界の先進国では政府にではなく中央銀行に紙幣の印刷の権限を与えて
います。なぜなら政府直接なら紙幣発行に歯止めが止まらなくなりイン
フレを招くからです。
私にとっては最高です何をすべきか
しかし紙幣発行が行き過ぎるとインフレが発生すると、世界の誰もが
信じていました。だが紙幣の印刷が大幅に行き過ぎるとデフレになると
いう信じられない教訓を人類は得たのです。過去の偉大な経済学者の誰
もが知らなかったことが現在起こっているのです。
我々は今日、まさにそのような、急激な変化に備えなくてはならない
時代に生きているという認識を政府は持つ必要があります
そして物事は必ずしも目に見えるとおりではないということに気が
つき、政府の借金が悪であると思うことが、国民を不安がらせ萎縮
させることにつながることを知らねばなりません。
← クリックしてもらえると励みになります。
0 件のコメント:
コメントを投稿