2012年5月16日水曜日

ゼンハイザー/Sennheiser HD 800のレビューと評価: MDR-SA5000からの乗り換え、ダイナミック型最高峰機種 [coneco.net 商品レビュー]


SENNHEISER・HD800ダイナミック型ヘッドホンのレビューです。この機種は実売15万円のゼンハイザー社フラッグシップモデルとして09年あたりから新発売されたモデルで、オーディオ機器としては新しい製品です。

今回は一ヶ月ちょっと前に購入して100時間程度エージングしてからの感想で、その後変化があればまた追記したいと思います。

購入の経緯は、この機種を購入するのではソニー・MDR-SA5000を使用していまして解像度が高く、ボーカルに強い機種でしたが、低域の品質に若干の不満があった事と機械っぽい若干粗っぽい音が気になって、もっと高音質な製品が欲しくなっての購入です。

ヘッドホンとしては高い機種なので、まずは店頭で試聴してから検討した後購入しており、主に比� ��した機種は
持ち込んだ現在所有のMDR-SA5000とER-4S、ATH-PRO700MK2(とPRO700無印)、
店頭比較の他の機種はSTAX SR-009、ATH-W5000、HP-DX1000
です。

■感想のお話の前に現在の再生環境を書きます。
【ヘッドホン】
ゼンハイザー・HD800(これです)、ソニー・MDR-SA5000、ATH-PRO700mk2など
【ヘッドホンアンプ】
オーディオテクニカAT-HA5000
【ヘッドホンアンプ-DAC間ケーブル】
BELDEN88760 RCAケーブル
【D/Aコンバータ】
オンキヨー・DAC-1000(S)
【DAC-DDC間ケーブル】
BELDEN 1506A同軸デジタルケーブル
【D/Dコンバータ】
M2TECH hiFace Professional 同軸デジタル-USB2.0
【DDC-自作PC間ケーブル】
現在普通のシールド付きUSBケーブルです…。
【CD音源トランスポート】
自作PC
CPU:Core i7-2600K 4.4GHz+スサノヲクーラー
M/B:ASUS P8Z68-V PRO(音質はNECチップのPCI-USBインターフェースカードと同じだったためオンボードUSBを使いました)
メモリ:コルセアVengence DDR3-1600 2x4GB
HDD/SSD:crucial C300、WD20EARX、WD3000HLFS等
光学:Plextor Premium2
PSU:ENERMAX REVOLUTION 920W ERV920EWT
ケース:FractalDesign Define XL(インシュレータ等無改造)
OS:Windows 7 Ultimate-64bit版
(GPUはRH6950-E1GHW/DP)
【SACD】
ソニー・SCD-XA1200ESからAT-HA5000へ接続
【ソース】
PCの再生ソフトはfoobar2000でhiFaceのカーネルストリーミングドライバでソース出力、CDはPlextorPremium2で専用ソフトにてwav取り込みしています。
主に聴く音楽はアドベンチャーゲームの主題歌で、若いキャラを演じている女性ボーカル音声の主題歌が殆どです。他、楽器だけやファミコン音楽・機械音のアドベンチャーゲームサウンドトラックと、AQUAPLUSのSACDが3枚ほどです。クラシック録音っぽいソースもあります。
【その他】
電源ケーブル交換や200V導入はしていません。ノイズフィルタータップのみMaxell NF-112(アース使用)を使用しています。

■聴いた感想を書き始めたいと思います…、店頭ではマランツのSACDプレーヤーとAT-HA5000という環境で最初に聴き比べましたがMDR-SA5000と比べて確実にワンランク上の高音質という印象でした。専用アンプが必要なSR-009と比べると店頭では中域以外の分解能でHD800の方が繊細さに感じてSR-009は僅かなトロトロ音・不明瞭さのようなものがあってびっくりしました。STAXはSRM-007tAヘッドホンアンプでしたがこのヘッドホンアンプがSR-007A用でこれから開発されるような事を聞いたので本領では無かったのかもしれません。STAX用ヘッドホンアンプは購入していないので取りあえず今すぐSTAXの購入は検討していませんでしたので他のダイナミック型との比較では、ATH-W5000という運用中のAT-HA5000とセットのヘッ� �ホンの試聴をしましたがこれは何故かダメでした。


外貨為替フォールズチャーチ

オーディオテクニカのヘッドホンではハイコストパフォーマンスでSA5000を聴いた後でも聴ける音質のATH-PRO700無印と無印より大幅に音質が落ちてしまったPRO700MK2などを聴いているのですが、フラッグシップヘッドホンなのにPRO700の延長線上なドンシャリ音でHD800と比べると篭もり音とボーカルの不明瞭さを感じました。確かに高音質なのですが、癖の強いオーディオテクニカ音ですね。ビクターHP-DX1000という機種もMDR-SA5000より良ければ購入の検討機種でしたが、分解能と曇り音がこれも微かに有り、開放型を使用してきて羨ましくなった密閉型でしたが想定していた音と違い、結局店頭では
SR-009>HD800>MDR-SA5000>=HP-DX1000>ATH-W5000
という結論でした。MDR-SA5000は何年かエージングしていたので低域弱小機種のはずが一番明瞭な低域音質というおかしな結果でしたね。HD800の方がフラットで低域が出るという前情報を知っていたのでエージング不足なのかと思ってしまいました。マランツのSACDプレーヤーからの入力というところもヘッドホンの本領が発揮できない音質不足なプレーヤーでした。

実際の使用はこのレビューの日付の一ヶ月ちょっと前ぐらいに10.7万で海外正規品のHD800を購入しました。

鳴らし始めの音は確かにフラットで(店頭ではフラットに聞こえました)、最初から大型ドライバーユニットによる駆動力と耳を包み込むような形状で最高クラスの臨場感と音場・定位、立体感を確かに感じましたが、SA5000と比べてボーカルが明らかに引っ込んで聴 こえました。更にア然としたのが、サ行と「つ」の突き刺さりです。

以前インナーイヤー型のMDR-EX700SLという普通に聴いているだけでもサ行の音ばかりが突き刺さり、お話にならなかったヘッドホンを思い出すような印象で、ボーカルが引っ込んで聞こえるのもサ行の発音の音域の(5KHz~10KHzあたりだと思います)が全体的にフラットな中でも確実に強調された周波数特性でボリュームを上げると強烈に突き刺さり上げられませんでした。アドベンチャーゲーム主題歌のボーカル音声と伴奏の音でサ行のタ音、ツ音の音域あたりの音が全てシャリシャリに刺さり、

例で申し上げると

青空を、越えて~ 昨日よりももっと けたら~、 でいいの~微笑んで(比翼の羽根より)

おちるならいっ しょ ふたり ずー っと ずー っと らはになるまでおにい ちゃ ん(どめすてぃっく・LOVE・まじっくより)

というように突き刺さります。SA5000では音量を上げないと感じなかった部分で強く突き刺さったのでこの点はかなり残念でした。100時間エージングでは若干その傾向が下がったものの、MDR-SA5000よりも該当の高域は強く、フラットなのですか…??と疑問に思ってしまいました。ソースによっても違って、今までMDR-SA5000では録音の悪い主題歌に聞こえていたアララトや紅空恋歌という曲があったのですが、HD800ではCDがSACDになるまでは行きませんが格段に高音質に聴こえたり、大分得意不得意があるように感じました。
発音が突き刺さらない曲というのは音量を低めに録音してダイナミックレンジを広く取ったようなクラシックCDのような録音の音源で、それが格段に高音質に聞こえます。

開発の時にクラシック音だけに合わせて作ったのかというようなヘッドホンなので、公式ページには、目標としたのは"パーフェクト" と書かれていますが、これは目標としたのは"クラシックSACDパーフェクト"の間違いですね。


爪のキャリア技術はどれくらいかかりますか?

つまり楽器の音の再生力は非常に優秀で、特にピアノの音がHD800で聴いた後にSA5000で聴くとラジオの音に聴こえる程になり比較して滑らかにノビのある澄んだ音で細かいディテールが綺麗に表現され分解能が遺憾なく発揮されてます。サ行の音域などが関係無いのか、それとも楽器にはその音域の成分を引き上げた方がリアルなディテールを表現できるのか金管楽器や弦の楽器、笛の音などほぼ全ての音が高音質です。擦れた感じや一つ一つの音の終わりも立体的に霧散したり綺麗にフェードアウトしたり、本物により近い音を再生できます。

ピアノの音だけしかない音源ではヘッドホンとしては何も文句がないですね。ユメミボシ★boom!boom! Piano Arrangeという曲を聴いた時にフラッグシップらしさが体感できました。

低域はエージングでSA5000を追い越しました。低域というよりもスピーカーのような音で超低域の方が聞こえやすいです。SA5000では超低域よりも低域の方が出ていて音量は少ないながらも比較的綺麗な低域だったので、変な感じですね。超低域も低域もフラットに出ているのかもしれませんがスピーカーっぽい微かに乾いた音でした。特に低域に不満はなく十分ですね。SR-009より店頭では低域の品質はHD800の方が良く感じられたこともあったので十分だと思います。

低域が乾いているように感じる事があると書きましたが、楽器は乾いた音を出す楽器と潤いのある音を出す楽器が別々にちゃんと質感が出てやはり高音質です。これもSA5000では全てを若干乾いた音� �してしまいがちだったのですがHD800は大型ユニットとハウジングのおかげか楽器一つ一つとボーカルが別々に潰れず鳴っているように聴こえます。
分解能という点もMDR-SA5000より不明瞭な機種は元からNGで心配でしたがHD800の方が全体的に若干高い分解能に聴こえました。

だいたい全体的に高性能でしたが、気になった点は結局中域でした。MDR-SA5000やER-4Sはよくボーカルが前に出て近くで喋っているように感じられたのですがHD800は完全に一歩引っ込んでいます。し、す、ち、つ音などが突き刺さり音量が上げられないのが一番そう感じるところだと思いまが、ボーカルは苦手なのかもしれません。それでも強弱があって滑舌の良い本物っぽい近くで言っているような音声でビブラートの女の子っぽさは出で芯が細くて華奢な感じの声を表現できるのが強みです。
高域低域に埋もれてしまう点と何度も言っている突き刺さりは致命的ですが、音楽ではなくPCアドベンチャーゲームでは設定でボイス再生音を少し上げれば完璧な音声です。エージングとして11eyes Resona FormaをHD800で再生しましたが、満足な音質でしたね。

聴き疲れも突き刺さりが出ない音量ならユニットが耳から離れているので疲れにくいです。もう一つ感じた弱点は完全な開放型故に、密閉型と比べて音がばらけてしまう事ですね。ぬけてしまってインパクトに欠ける地味な音でもあるかもしれません。
スピーカーに近い音でもあるかもしれないのでそういう見方も出来ますが、半開放型でHD800を作ってくれた方が私は良かったです。
ATH-PRO700やATH-W5000、HP-DX1000は密閉型のまとまりのある音が少し羨ましく感じます。

■装着感、聴き疲れ
聴き疲れは前述の通りPCアドベンチャーゲームやアニメでは音量も上げないので特に感じませんでしたが発音が突き刺さる曲を聴くと聴き疲れします。例に挙げたような他のハイエンドヘッドホンと比べても特に疲れてしまうかもしれません。


大恐慌からお好きな娯楽の写真

装着感は何とも言えないです。重さや側圧の少なさは完璧で、硬質メッシュが耳に当たってハウジングが少し小さくヘッドバンドが謎のメッシュ型だったMDR-SA5000より非常に長時間の装着が快適ですが、ずれやすく、下を向いたりすると落ちそうになります。
密閉型の耳に被さるようなタイプのATH-W5000や側圧が強い耳乗せのPRO700よりは装着感が良いです。
基本的に私は音が良ければ装着感はどうでも良いので殆どのフラッグシップモデルが100点です。眼鏡をかけての装着もOK だと思います。
首にかけるのは大型なのでほぼムリでした。DJヘッドホンだと首に提げたり出来きて面白いですが、SA5000だと窒息で、HD800だと顔にぶつかって全然ダメです。

■デザイン
これはもう1万点です。MDR-SA5000を敵対視したような造形で非常にメカメカしたSFアニメの娘が付けていそうな格好いいデザインです。密閉型のぼこんとしたただの丸い形のヘッドホンを残念に感じてしまうので、音が良くてもぼろく感じてしまうのですがこのヘッドホンのデザインは非常に良いです。MDR-SA5000が下位モデルに見えます。

ただし堅牢性がなく、外から見て中央の丸い黒い部分の周りに形作られている銀色の縞々金属部分がペコペコへこみます。薄い金属で覆っている開放型で、この部分を薄くする事で高音質・高解像度・明瞭さ・明るさを実現しているのかもしれません。

また、ケーブルが交換可能という点も大事です。またまたMDR-SA5000ですが、3回も断線した経歴を持ちます。保証期間内は無償交換していますが� �れた後は半田付けして直しています。HD800は元々こたつのコードのように線が太かったり、しっかり作られていて仮に断線しても交換できるので安心して使えます。高いですが…。
バランス化しようと思った時も良いですね。

標準プラグ側も大げさな大きさのプラグです。ポータブルに持って行こうとする方はいらっしゃらないかもしれませんが、かなり不格好な事になります。そもそもQA350(所持しています)やHi-Fiマンのようなプレーヤーでないと音量が取れなかったりぼやけて1万円のヘッドホンのような音になってしまう可能性が高いです。元々同軸デジタル以外は微妙なQA350でしたが少し駆動力が足りません。

少し題名と内容がずれてしまいましたが、このヘッドホンのデザインは今売っている中でも一番良いです。メイドロボのイヤーバイザーがこんな形状のものだったとしても違和感ないです。

■遮音性
遮音性は低いです。薄っぺらなペコペコ金属に覆われている開放型なのでPCのファンノイズが少し聞こえて来ます。ER-4SやPRO700MK2はほぼ遮断する音量で、やや静音型のケースに風量を1400rpm以下程度に絞ったスサノヲクーラーとGPUクーラー(ICY VISION Rev.2という機種です)ですが、もっとサンヨーケースファンとか本格的な水冷化キットで付け焼き刃でない静音化をしないと少し気になる遮音性です。MDR-SA5000とは僅かな違いでHD800の方が遮音性が低いです。

音漏れは抜けを良くしたのか2/3ぐらい耳と反対側に突き抜けて完全に室内用の仕様になっています。MDR-SA5000よりかなり漏れます。外に持って行くなら密閉型かER-4Sの方が良いですね。

総評
☆4.9です。
発音の突き刺さり以外はほぼ文句のない性能です。各社ダイナミック型よりも高音質で価格(高い)も性能も最高峰のダイナミック型だと思いますね。STAXには聴いたところだとやはり特に突き刺さりがないので負けます。


価格が倍以上なのでHD800と比べるとコストパフォーマンスが良いとは言えませんが、元々私がヘッドホンを買い始めたのがタンノイとかスピーカーは高過ぎて購入できないという理由と大音量で再生するにはヘッドホンの方が環境に左右されず再生しやすいという理由で、あくまでも求めているのはピュアオーディオスピーカーです。パワーアンプとかも高額ですが、ヘッドホンだと安い値段で数十万のシステムに近づける事が出来ます。スピーカーに近づけた再生音もHD800は魅力的かもしれません。

ヘッドホン比較結果としてはHD800が一番良かったですが、アドベンチャーゲーム主題歌ボーカルの再生はMDR-SA5000と比べて劣っている部分があり、音質の話で前述した表現力や息づかい、分� �能・ディテールなど全体的に高いのですが突き刺さりと離れたような引っ込んだ傾向があります。これはヘッドホンアンプやDACももっと高性能なものにしないとダメかもしれません。大型の真空管ヘッドホンアンプを用意してDACはDAC-1000の倍以上高いRMEのDACなどを用意しないとヘッドホンの性能に見合わないかもしれませんね。SACDも聴いてもっと性能を引き出せると感じました。

それ以外のピアノや楽器だけの曲や、後書き忘れましたがファミコンの音楽のような機械音ソース、アドベンチャーゲームのBGMサウンドトラックとかでは他の機種と比べて高音質な再生音でした。

基本的には価格に見合った性能でおすすめですが、キャラクターのボーカルやボイスを間近に大きめの音量で聴きたいという場合はMDR-SA5000の方をおすすめ します。しかし機械的な不自然なヘッドホンっぽい音が気になったり粗っぽい声に聴こえるので音量が小さくても再現力を重視するならHD800ですね。アドベンチャーゲームとアニメ鑑賞だけなら価格が安いのでMDR-SA5000の方がおすすめだと思います。
楽器だけの音楽やBGM、クラシックなどを聴くならHD800の方が良いです。クル☆くるやプリっちスーパーアレンジサントラのBGMなどを聴いた時は圧倒的にHD800です。

その他は、突き刺さりを指摘しましたが1年以上エージングすればまた音が改善されるのではないかという期待があるのでまた音が良くなった場合は追記したいと思います。ATH-PRO700(mk2でない無印)という機種は2年以上エージングするとSA5000を聴いた後に聴いても中々高音質に聴けるというようヘッドホンで知り合いに貸してもらって知った機種です。
再生ソフトのfoobar2000ではイコライザで該当の音域を下げる事も出来ますが、基本的に再生に良くない行為でまだ音が変化するだろうという範疇ではヘッドホンのバランスが崩れたりしても困るので1年後に改善しなかったら利用するのが良いかもしれません。

※追記:買って2012年1月まで使っての感想です。
相変わらず「っ」や「ち」などの発音が突き刺さりますが、これはトランスポートの相性が特に大きいように思います。かまぼこ形の出力が特徴のソニーSCD-XA1200ES SACDプレーヤーではかなり改善されました。
PCのhiFaceProはフラットなのですが特定の高域だけハイになっているような印象でHD800との組み合わせはおすすめしません。破裂音の5~10kHzがおかしいですね。

エージングはまだ続きがあり、輪郭の滑らかさ・潤い・リアル感、ダイナミックレンジの広さ、ガサガサしにくさが若干改善されました。一度SA5000に戻ってみると音が紙っぽく聞えてガサガサしたような印象を受けます。輪郭も粗っぽくて微細な音への応答性・反応性は明らかにHD800の方が上です。
しかし、ドンシャリのような中域が引っ込んで感じるところはまだちょっと引っ込んで感じ、繊細な音は少し迫力不足に感じます。
中低域の100~200Hzが細いかもしれません。SA5000は低域と中域が質感やあでやかな表現力に劣っていたとしても塊のようなメリハリのある元気な楽しい音に聞えます。


また、大音量(通常使用には問題ありません)にはもっと高性能なアンプがあった方が良いかもしれません。AT-HA5000よりも上位のヘッドホンアンプをおすすめします。音量は十分取れますが超大音量にするような使い方の場合は音が割れるように聞える可能性があります。

聴く曲によっても変わりますね。いつまでもこのままで(your diary)ピアノ曲を新しく試した時にも100点に近い楽器の表現力です。音が綺麗に抜けて篭もりもなく音場と響きと滑らかさ、静寂感が素晴らしいです。

ご検討の方はMDR-SA5000も聴いてみてください♪



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